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オランダ逍遥

いい歳してオランダへ花留学。 そんな男の日記です。

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出発日前夜。最後の食事は手作りオランダ料理。
お世話になったオランダのおじさん・おばさんの家に再び招待されました。

オランダ料理は、一般的に言って、とびきりおいしいものではないけど、異国に来たアジア人カップルを心配してずっと親切にしてきてくれたおじさん・おばさんの優しさで、体も心も温まります。

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出発日の朝。
早い時間だったので、おじさん・おばさんに駅まで送ってもらいました。

笑顔でお別れ。
お礼の言葉はもう散々言ったんだけど、伝えきれない。

伝えきれない気持ちを握手する力に込める。
「ありがとう。」


さよならデンボス。
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今日はオランダ滞在最後の日。

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学校に行って、お世話になった先生、スタッフに最後の挨拶をしてきました。

慣れないキスの交換。

涙ぐむインターナショナル・オフィスのマネージャーに、もらいうるうる。

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別れ際に出た言葉。「See you」

あ、間違えた。「Good-bye」って言わないといけなかったのに。

いつかまた会えるよね。永遠の別離じゃないはず。
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学生生活で一番お世話になったのが、ペーターさん。レインボーローズの社長です。

外部研修では彼のキクのグリーンハウスで働かせてもらったし、卒業研究ではレインボーローズのプロモーション・プロジェクトを任されました。

今日は、ペーター氏にディナーへ招待されました。場所は、ZaltbommelのWaal川を眺めるカフェ。

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「オランダの女性はどう思う?ヌフフフ。」

お世話になった会社の社長、とは言っても、年が2歳しか離れていないので、友達と話しているような感じになる時もあります。

最近の経済の状況、花卉市場の動向なんていう固い話も話すけど、ペーター氏とはお互いの文化の違いについて散々語り合ったなあと思います。一緒に日本を旅行した際も、移動中はずっと日本の文化について説明してたなあ。

帰り道。
家まで送ってもらう車の中でも、ずっとオランダと日本の文化の違いについて語りました。

「また会おう。」
固い握手をしてお別れです。
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昨晩は日本人学生が集まって、卒業した僕と学校をやめた女の子のお別れ会。
会場は僕のフラットでした。

みんなで持ち寄ったおいしい日本食を食べながら、わいわいわいわい。
同フラットに住み始めて以来の大きな騒音。

何年も同じ学校にいるのに、僕が離れた寮に住んでいることもあって、これまであまり一緒にお酒を飲んで話す機会がありませんでした。

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楽しい時間はあっという間に過ぎちゃいます。

みんなが帰ってから、部屋に一人。
騒がしかっただけに、余計に静寂を感じます。
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金曜日。みんなより半年早く卒業する僕と僕のクラスメイトの卒業式。

先生方にお別れの言葉を頂いて、ディプロマにサインをしていると、2年半の学生生活の中での、つらかったことや楽しかったことが走馬灯のように・・・思い出されません。自分が卒業するっていうことがまだ信じられない状態。

スピーチを促されて、お礼を伝えたいのに、その現実感の無さのせいでうまく言えない。
もどかしいなあ。

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成績に関しては「with honor」の栄誉を頂きました。

なんだかあっという間の2年半だったなあ。

お世話になった先生方、学校のスタッフの方々、ありがとうございました。
あと、クラスメイトの日本人。モティベーションを維持できたのはあなたのおかげです。
ありがとね。