オランダ逍遥

いい歳してオランダへ花留学。 そんな男の日記です。

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年末のデンボッシュです。

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オランダでは年末に、オリボーレンと呼ばれる揚げドーナッツみたいなものを食べるのが風習です。パン屋さんの店先とか街の屋台とか、至る所で売られています。

年末にオリボーレンを食べないと、野の神「ベルタ」にお腹を引き裂かれて、そのお腹の中に藁を詰められてしまいます。

年越し蕎麦がポジティブな縁起担ぎなのに対して、年越しオリボーレンの由来はちょっと怖いですね。

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デンボッシュの街中にある屋台「Oliebollenkraam Boon-Verhoeve」は、小さな屋台ですが、オランダ全国で行われたオリボーレン調査で、評価「7」を獲得した優良店です。

いっぱいお客さんがいて(しかも並ばないので)、なかなか自分の番がまわってきません。みんな何十個も買っていくので、揚げ担当の人も休む間もない状況で、どんどん揚げたてのオリボーレンが追加されていきます。

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これがオリボーレン。パウダーシュガーをたっぷりかけて食べます。油っぽいけど、懐かしい味がします。
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クリスマスの飾り付けがまだ残るオランダですが、スーパーに行くと、みんな慌ただしげで、なんとなく年末の雰囲気が感じられました。ちびっこも買い物に大忙しです。

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洗剤売り場は、毒々しい色使いがカラフルでイイですね。自然志向のアースカラーみたいなものは見あたりません。

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チーズ売り場。今日はちょっと遅い時間に行ったので、試食用のチーズがもう残ってなかった。残念。

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野菜売り場。20年ほど前、単位面積辺りの農薬使用量が世界一だったオランダですが、現在は原則、農薬は使用しない方向に向かっています。

有機農法にはあんまりこだわってません。有機野菜は健康的かもしれないんですが、口に入るから、という観点だけではなくて、有機肥料の環境に与える負荷も考えて欲しいなあと思います。

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パン売り場。みんなまとめ買いするので、シェルフに大量に並んでます。

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お会計です。客がベルトコンベアに商品を置いて、店員がバーコードを読み取ります。

因みに、行きつけのスーパーは、オランダ南部で店舗数を急激に増やしているJumbo。ディスカウント+サービス(店員への教育)を武器に、小売り業界で最も成長している企業のひとつなのですが、僕のよく行くRosmalen店は、建ぺい率違反か何かの理由でもうすぐ閉店してしまうとのこと。お気に入りだったので非常に残念です。
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クリスマスはキリストの生誕祭ですが、誕生日ではないし、クリスマスの習慣も、キリスト教に基づくものではありません。

サンタの服の色だって、コカコーラ社のマーケティング戦略によるものですしね。

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学校で習ってなるほどなあと思ったこと。

もともとは冬至のこの時期に行われていたMid-Winter festivalが、クリスマスのお祭りと結びついた、ということ。

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こちらの冬は寒くて、夜が長いです。

冬が半分終わって、これからは昼の時間が長くなるんだ!という喜びを素直に祝ったんだろうなあということは、こちらに住んでいるとよくわかる気がします。

樅の木は冬の寒々しい光景の中でも緑を保つ「自然の生命力」を、リースは循環する「生命の連続性」を、アドベントリースの4本のキャンドルは、4つの季節と4つの人生のステージ(+4人の伝道師、はきっと後付けなんだろうなあ)を意味しています。
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お花のJan先生はいつも、僕のアレンジメントの評価に困っている感じがします。

いつも変わったものばかりつくる僕の、個性をつぶさないように気をつかって発言しているのでは、とクラスメート談。

上の写真は、モダンなデザインのクリスマスリースをつくれと言われてつくってみたアレンジメント。他の生徒はおしゃれなリースをつくっていたのですが。

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自分のアレンジメントの写真ばっかり載っけてると、こんなへんてこな、いけてないデザインを勉強してるのかな、と思われてしまうかなあと危惧してしまいます。

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現在勉強しているADFA(Advanced Dutch Flower Arranger)モジュールでは、創造性が重視されるのですが、創造性ってあらためて何だろうって思います。子供の自由な発想と、幼稚ってどう違うのか、とか。センスって何だろう、とか。
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ここ最近、オランダは寒い日が続いています。
現在のデン・ボッシュの気温はマイナス6度。今日の最高気温はマイナス2度でした。

でも移動手段は自転車です。

雪が降った訳ではないのに、樹木や葉の表面は白くなっています。
水蒸気が着氷(霧氷)したものです。

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日曜の今日は、隣町のVughtで開かれているArt Jewellery展に行ってきました。

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美術館ではなく、アトリエでした。1つ1つの作品に値札が貼ってあって、お金持ちそうなお得意さまにはピッタリと係の人が付いています。

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貧乏な僕たちにはどうも居心地が悪いので帰ろうかなあと思っていた頃、かっこいい係の人が「コーヒーかワインを飲んで行きませんか。」と声を掛けてきました。

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お言葉に甘えて、ワインを1杯頂いたのですが、これまたいい赤ワインで、ますます場違い感を味わいました。
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今日の花の授業は、クリスマスをテーマにしたフリースタンディングアレンジメント。

ちょっと写真が小さくてみにくいですが、僕のつくったのは、麦わらにスプールワイヤーをぐるぐるに巻いたツリーのオーバーオール・フォームに、アスパラガスと松ぼっくりとクランベリーで飾り付けをしたものです。

写真を勝手に出すのは申し訳ないので出さないのですが、クラスメイトの作品の方がもっと大掛かりで素敵な作品でしたね。こんなのですみません。

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授業の後、クリスマスパーティーが開かれました。

Jan van Doesburg先生のクリスマスの起源、アレンジメントの意味等についての説明や、フィンランド人の生徒による、(本場フィンランドの)サンタクロースやフィンランドでのクリスマスの過ごし方についてのプレゼンテーションがあり、楽しく過ごしました。

写真は、フィンランドでのクリスマス飾りで、麦わらでつくったトナカイと人型(日本のわら人形の話は敢えてしませんでしたが)、それとキャンドルをカバーする氷の器です。氷の器、どんどんとけてしまったんですが、本来は外で使うもので、零下の環境ではとけないそうです。

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Jan先生のつくった光のオブジェクトです。いつもはおしゃべりで気のいい、お腹の出たおじさんなんですが、つくるものは非常に繊細で、美術史やデザインについて語らせると止まりません。

オランダの花卉業界で、Jan先生の名前を知らない人はいない程有名なフローリストなのですが、あまりに近くにいると有り難みがわからないことってあるんですね。
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今日は美術史の授業の後、クリスマス飾りの続きです。リースを自由につくって良いとのことだったので、2つつくりました。

上の写真のリースは単純なものですが、お店で買うと40ユーロくらいします。

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2つ目は、アイビーと松ぼっくりを合わせたリース。こちらの方が華やかなので家に飾る用に持って帰りました。ほぼ全部学校のガーデンで調達したものなので無料です。

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もう一つつくったのは、ヒストリカルアレンジメントのフェストゥーン。木を切ってつくった土台に麦わらを巻いて、その上にピンでアイビーを留めていきます。

こういうものって、たぶんもうつくる機会は無いと思うのですが、つくったことがあるっていう実績だけでも自慢になりますね(なるかなあ?)
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学校に飾るクリスマス用の飾りをつくりました。フラワーデザインを学ぶ10人くらいの生徒と、先生方が一緒になって作業します。

写真はガーランド。つなぎ合わせて、60メートル(!)のガーランドをつくります。
正直、途中からお酒が入りながらの作業となったため、太さが圴一じゃありません。「ま、5メートルの高さのところに吊るすんだから、いいかぁー。」みたいな感じになってます。


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先生方がガーランドの先にボールの飾り付けをつけているところです。

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大き過ぎて全体を写真におさめるのが難しいのですが、一部完成したガーランドの写真です。

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もう一つ、みんなでつくったのは巨大なリース。食堂の真ん中に置きます。

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高さを上げてリンゴを吊るし、下にポインセチアのアレンジを置いたところです。

学校の入り口に巨大なツリーが設置されました。これから飾り付けするのかなあ。また報告します。
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ローレルの葉のみでつくったリース。結局土台の作製から12時間近くかかってしまいました。ロゼッタ部分は、ローレルの葉にワイヤーをかけてつくっています。

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こんな風に使います。栄誉を表するためのものです。オリンピックのメダリストが被るローレルのヘッドリングを大きくした感じです。

このリースは、シンタクラースのプレゼントのお返しに、またお世話になっているオランダ人にプレゼントしました。で、余ったローレルは家に持ち帰ってきました。乾燥させて料理に使う予定です。学校で育てているものなので、質がいいローレルです。殺虫剤をスプレーしたりしてないし。

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もう一つつくったのはフェストゥーン。またはガーランド。正式には、片サイドだけ引っ掛けるところがあるものをフェストゥーン、両サイドにあるものをガーランドと呼びます。

ロープにグリーンを巻き付けてベースをつくりながら、花と実ものを入れていきます。
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今日12月5日は、シンタクラース・イブの日です。

シンタクラースは、サンタクロースの起源と言われていて、オランダではクリスマスより盛り上がるイベントです。シンタクラース・イブの夜、大人どうしの間でもシンタクラースのポエムを添えたプレゼントを交換します。

そんなイベントは、うちには関係ないと思っていたのですが、今日の夕方、シンタクラースが突然自宅にやってきました。お菓子をいっぱい詰め込んだプレゼントを持って。

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シンタクラースの正体は、日ごろお世話になっているオランダ人のおばさんです。

ポエム付きです。
ポエムの内容は、「はるばるオランダまでやって来て頑張っている」パートナーと僕へのエールです。

いつもとても親切にしてくれていて、お世話になりっぱなしで全然お返しができないままなのに、僕たちへの無償の優しさに、感動してうるうるとしてしまいました。
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今日のADFAの授業は、フレームブーケの評価から。

カラーバインで骨組みをつくって、ブーケのサポートにします。
骨組みのおかげで葉もののサポートがいらないため、すっきりした印象です。

花屋修行中に一度試したことはあったのですが、うまくいかなかったので、まずは基本の形をつくってみました。こういう扇形のフレームは90年代半ばに流行したもののようです。

久々に先生の評価が良かったので、お世話になっているオランダ人にプレゼントしました。

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今制作中なのは、ローレルの葉のみでつくるリースです。
香りはとってもいいのですが、土台作りに1時間、葉を貼る作業に4時間費やして、まだ写真のような状況です。工程的にまだ半分くらいでしょうか。疲れるー。
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どんなデザインでも、意図的なパターンのWreathならStructure wreathになるのですが、代表的なものとして、Spiral、Rings、Zones、Organic、Organic with Reliefの5種類があります。

僕がつくったのはZones。Wreathの形にあわせて規則的なパターンをつくります。
モスがなかなかの曲者です。簡単に面積を稼げるので楽なんですが、乾燥するとぼろぼろと落ちて来てしまうので、持ち運びがほぼ不可能です。

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Wreathアレンジメントの最後(たぶん)は、Plant wreath。バラの蔓でベースをつくった後、ポットプラントの根をモスで固めて、ベースに留めていきます。

Plant wreathは葬儀用のリースです。棺を土の中に納めた後、墓石を敷くまでしばらく日にちをおくのですが、その間、墓石を置く場所にこのリースを置いておきます。

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ついでに、学校に飾る用につくった(つくらされた?)Plant arrangementです。盆栽風につくってみました。

先生は、「和風だなあ。」とコメントしてくれましたが、オランダ人にわかってもらえるかなあ。
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